わんちゃん二題 [日々雑感、あんなこんな]
わんちゃん二題
サクラ開花前、電車内で乗り合わせたワンちゃん(上)と、
桜の下をお散歩中のワンちゃんたち(下)。
どちらも「かわいい!」と思ってすかさず撮った単なるスナップですが、
動物たちも本当に人のために役立っているんだなあ、ということの他に、
見つめていたら、いろんなことが思い浮かびました。
人の側から見たら、とか、動物たちの側から見たら、とか、
上と下の写真を同じ犬の生活としてみたら、とか
あるいは犬以外のペットと比べてみると、とかね。
別に答えがある訳じゃありませんが・・・。
フランス料理、吉祥寺「芙葉亭」でフルコース [日々雑感、あんなこんな]
コース料理なんて、何年振り?
吉祥寺「芙葉亭」でのフランス料理フルコース
二階建ての瀟洒なたたずまい。入り口までのアプローチがすてき Wクリックで拡大。
先日、ほぼ8年ぶりにTさんにお会いした。
「しばらくです」と電話の向こう。
「話がしたくなったので、一緒に食事でも」ということだった。
「ぜひお会いしましょう」と言うと
「フランス料理など、いかがですか」とのこと。
一席設けてくださるというお話で恐縮したが、
私が飲まない(飲めない)ことをご存じなので
気を利かせてくださったに違いない。
予約の時間に遅れないように
井の頭公園に隣接した「芙葉亭」に着いたら、
奥様と二人で待っていてくださった。
●2階は30名程度のパーティフロア
食事の話題は、もっぱら人生観。
「自分が今日あるのは、妻のおかげです」。
片目にハンデをお持ちのTさんは、
永いこと自分の目の代わりを果たしてくれている奥様への感謝の気持ちを
私との一席を通して伝えたかったのでしょう。
軽く微笑んで素直にうなづく奥様。あくまでも穏やかでにこやか。
深い愛情で結ばれているお二人のこころが伝わってすがすがしい。
「五体満足なら、それが当たり前。
格別感謝の気持ちなど、生まれないと思います。
私がそういう感情を持てるようになったのは、
この眼のおかげなんです」とTさん。
これまで何回にもわたるシルクロードの旅や、
ヨルダンを起点にモーゼゆかりの地を辿る旅は、単なる観光ではなく、
祈りの旅であり、内なるこころの旅であったに違いない。
それは、奥様同伴でこそ実現できたものだったのだ。
以前、新聞で「60歳のラブレター」とかの募集記事を目にし、
入選作がすでに何冊かの本になっているのを書店で見たとき、
そこに描かれている夫婦愛が崇高であればあるほど、
つい、やっかみという俗な気持ちが湧いてきて、
「君あっての人生だ。心から感謝してるよ…なんて恰好つけちゃって。
そんなきれいごと言ったって、翌日はもう口論がいいとこさ」と思う。
そんな狭くて薄っぺらな自分の了見を見事に打ち壊された。
本当に尊敬しあい、お互いの愛を素直に伝え合っている、
そんなご夫婦もあるんだなあ。
今年も8月に海外旅行の計画があるとのこと。
もちろん奥様同行。
価値観も、目指す方向も、趣味もぴったり。
そして何よりも、幸福感の度合いが同じであること。
それが、一心同体となって苦楽を共にできる「相性」(読んでいませんが、三浦友和氏の話題の著)の条件であるらしい。
うらやましい限りです。
●エディブルフラワー(食べられる花)で飾られた
フォアグラのムースにトリュフのソース
●コクのあるレンズ豆のポタージュ
●特製デザートの盛り合わせ
写真を撮り忘れましたが、フランスパンのおいしいこと。
ラストのエスプレッソコーヒーもとてもいい味わいでした。
楽しい語らいの時間は瞬く間に過ぎて、2時間があっという間でした。
日ごろはせいぜいファミレスで済ませ、
フランス料理のコースを楽しむことなど縁遠い。
こんな贅沢な時間を満喫させてくださったお二人に、感謝感謝です。
私も一度家内を連れて、フルコースなどたしなまなきゃいけないかなあ。
(でも、そんな形だけのことじゃないんだよなあ。)
サクラはまだでも、春は春。 [日々雑感、あんなこんな]
サクラはまだでも、春は春。
でも、風は冷たく、サクラの開花はまだ。
つぼみは固く、3月末のお花見は期待薄のようです。
日本の四季では、3.4.5月を春。
6.7.8月を夏。
9.10.11月を秋。
12.1.2月を冬、と分けているようですが、
雪国生まれの割に寒がりで暑がりの私の体感四季は
4.5月が春。
6.7.8.9月が夏。
10.11月が秋。
そして12.1.2.3月が冬…ということで、
苦手な夏と冬が4か月ずつあるんです。
だから、お正月が「初春」などとはもってのほか。
「立春」はまだ冬の真ん中で、
梅が咲いても「早春」とはいえず、
「春一番」が吹いても油断はできず……、
……つまり、何が言いたいかというと、
春はやっぱりサクラから、ということなんです。
でも、でもですよ。
3月20日の「春分の日」は快晴で、風も穏やか。
井の頭公園は、桜が満開と思うほどのにぎわいでした。
<サクラはなくても、春は春>、みんな、そういう感じでした。
今年は特に、それほど春が待たれているのですね。
サクラ開花は時期尚早でも、
●TouTube 【MANKYUN】さん投稿の動画を拝借しました。「スミレの花咲く頃」。
さあ、春が来る前に。 [日々雑感、あんなこんな]
春が来る前に
●年に一度、市民参加の河川清掃。
3月はじめの日曜日。いつもウォーキングしている近所の河川の中流域で
ゴミを拾い集める「一斉市民清掃」があった。
草が生え茂らない冬の間は、ゴミが目立って拾いやすい。
街区ごとに4区に分かれて、午前9時ころから始まった。
冬から抜けきらず、曇りで肌寒い日だったが、
風がないのは幸いだった。
夫婦や子供といっしょの参加など、たくさんの市民が集まった。
川は浄化作用を持つというが、それはとうとうと流れる大川のこと。
市街地を流れる浅い川には、その力はない。
いつも、どうしてこんなに汚れるのだろうと思うほど
たくさんのゴミが捨てられている。
ようやく川の水がきれいになったのに、川岸がゴミでいっぱいなのだ。
時折の大雨で流れてきた上流からのゴミは、
下流に生える雑木に絡まって、かなり高い枝に絡みついたままになる。
布やビニール袋、ひもやロープ類はいちばん始末が悪い。
紙袋や紙コップのたぐい。カップラーメンなどスチロールの器や皿。
とりどりのプラスチックボトル。
これらはみんな水に溶けないものばかりだ。
ひしゃげたビニール傘は、風の日に飛ばされたものかもしれない。
生ゴミをそのまま詰めたビニール袋・・・。
これらはどう見ても上流から流れてきたものとは思えない。
沿岸の住民が捨てるはずはない。
では、誰がどのような方法で捨てて行ったのか。
ただ一つ言える確かなこと。それは・・・
この作業に集まった人たちは、ゴミを捨てた人たちではない、ということだ。
●翌日は雨。早速こんなゴミが捨てられていたのでした。
遅い春がようやくそこまで。広告も思い切って大胆に、春のお知らせです。
おすすめ 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 [日々雑感、あんなこんな]
「鉄の女」はソフトだった。
マーガレット・サッチャー役のメリル・ストリープさん。
3月6日の夜。
六本木ヒルズのTOHOシネマで「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」初公開のジャパンプレミアに参加した。
主演女優はメリル・ストリープ。監督は女流のフィリダ・ロイド。
この作品はつい先日(2/27)のアカデミー賞授賞式で、主演女優賞を得たばかり。その監督と主演女優の挨拶があるということもあり、第7シアターは満員の盛況。本物のサッチャー首相との因縁か、我が国の元首相のお顔も二三見えたような。
居並ぶテレビカメラと報道陣のストロボを浴び、観客席脇の扉から現れたお二人は、私から7~8m位の距離を曲がってステージへ。お二人ともにこやかな表情がくっきり。
ステージでは字幕翻訳でおなじみの戸田奈津子さんの通訳で、「この映画は、政治的なお話よりも人間サッチャーを一人の女性として描いたもの。どうぞ楽しんでください」とのメッセージが伝えられた。
メリル・ストリープさんは「クレーマー・クレーマー」(1979)で最初のアカデミー女優助演賞を受賞。そして「ソフィーの選択」(1982)で主演女優賞。その後も、<史上最多ノミネート17回>という実力が実って今度が3度目のアカデミー賞受賞という大御所。私も「クレーマー・クレーマー」からファンになった口なのだが、「フランス軍中尉の女」(1981)、「恋に落ちて」(1984)、「マディソン郡の橋」(1995)も好きな作品。
最近ではこれも大好きな「プラダを着た悪魔」(2006)、「マンマ・ミーア」(2008)とコミカルな作品が続いたが、「マンマ・ミーア」の監督がフィリダ・ロイドさんで、今度の二人はがらりと趣を変えた作品に取り組んだのだった。
映画では、サッチャー女史の生い立ち、政治家としての活躍、引退後の物語が前後しながら語られるという手法で、全編を貫いているのは夫婦の愛。随所に現れる亡くなった夫君のからめ方が実に巧妙で、仕事のために最愛の夫をないがしろにしてきたのではないかという悔悟の気持ちが熱く胸に伝わってくる。女流監督の面目躍如といったところ。
テロとフォークランド紛争での決断が唯一政治的な場面だが、一国を担うリーダーとして信念を貫き、居並ぶ政治家の前で弁舌をふるう毅然とした首相の姿が圧巻。政治の世界での全盛期から引退後の老婦人まで演じ分けたメリル・ストリープさん。大女優の名に恥じないその演技力は見事というほかはない。
3/16公開
2011年製作 イギリス映画 シネマスコープ 105分
提供・配給 ギャガ GAGA
にゃんにゃんデーと数字の魅力 [日々雑感、あんなこんな]
にゃんにゃんデー と 数字の魅力
●今日遭ってきたペットショップのかわい子ちゃんたち
●にゃんにゃんにゃんの切符です。きれいに22-2-22と並ぶのは10年後ですね。
国鉄、おっとJRの切符の日付は平成の年号なので、「猫の日」の日付は24-2-22だった。
記事が遅れてしまったが、
2並びのゴロから「にゃんにゃんにゃん」つまり「猫の日」。
じゃあ、「わんわんわん」イコール「犬の日」は1月11日かというと
そうではなく、11月1日だという。
犬に関しては昔から安産祈願の「戌の日」があったが、
「犬の日」も「猫の日」も、ペット関係の企業が広めたらしい。
うちは二人とも猫派で、2度ほど猫といっしょに暮したことがあるが、
どちらも野原や道端で人待ち顔で佇んでいた子だった。
おいでをしたら寄ってきて、いいこいいこしてあげたら、すりすり。
「うちの子になる?」、と聞いたら、ついてきたのだった。
それはさておき、数字のゴロ合わせは楽しい。
特に日本語は音読み訓読みと二通りあり、
アルファベットの読み方も加えると、かなりの表現力を持つ。
たとえば数字の1。
「いち」の他に「いちばん」「い」「いー」「ひと」「ひい」など。
「ワン」「アイ」などとも読める。
広告の電話番号によく見受けられるのは、覚えやすいためだろう。
ちょっと無理をしてるなと感じられるものもあるが、それもご愛嬌だ。
自分だけにしかわからない暗号として、
カードの認証番号やネットのキーワードに使っている人も多いだろう。
数字で気になるのは車のナンバープレート。
車を運転しながら、前や左右の車のナンバーを読む。
駅員3さんの愛車のように、0001は最強ナンバー。
1111、2222・・という並びの数字もカッコいいし、
1234、9876/1221、9889・・というような並びもいい。
2525(ニコニコ)、0840(オハヨウ)などと読めるものも楽しい。
数字で4と9が嫌われていたのなんか、もう遠い昔。
4444、9999は怖いもの知らずのナンバーだ。
こんなナンバーの車にたくさん出会えた日は、とてもいい気分なのだ。
深い意味はないのだが、こんな数字に魅せられるのはなんだろう。
私の好きな数字は「2」。
まず、スパッと割り切れるところがいい。それに、
天地、男女、上下、左右、長短、凹凸、善悪、寒暖、往復・・・
みんな対になって世の中は成り立っているように感じるから。
数字で縁の無いのが宝くじ。
賭け事には初めから全く見放されているので宝くじは買わない。
宝くじは福祉や復興、建設など社会還元のためでもあるから
私はあまり社会の役には立っていない。
「買わなきゃ当たらない」と言われるが、
私の場合は「買っても当らない」が明白なのだ。
●うちのにゃんこ、ミケはとうの昔にいない。最初のブログでミケのことを書いたので、プロフのアバターを猫にした。
そのまま使っているので、このブログを猫ブログと思って訪問された方にはごめんなさい。
これまでに、たくさんの方にミケのブログを見ていただきました。感謝感謝です。
→ http://fcm2.blog.so-net.ne.jp/ 「ミケちゃんのなみだ゙」