SSブログ
爬虫ハチュ倶楽部 ブログトップ

ヘビとスズメの短距離レース(動画あり) [爬虫ハチュ倶楽部]

P1030925b-100.JPG ハチュ特集・第二弾 (衝撃動画あり)
      
ヘビとスズメの短距離レース
        
20110623145350(1).jpg
4羽の子ガモを引き連れた親ガモ(手前)

爬虫類特集。前回はカメの仲間、トカゲの仲間を見ていただきました。
ほとんどは私が毎日歩いている川沿いに棲息しているものたち。
今回は、爬虫類と言ったら避けて通れないヘビくんが主役です。
去年から先日まで、1年間で出会ったおなじみさん?です。
ヘビは大の苦手、という方も、文章だけでも読んでほしいので、
写真と動画は、この文章のあとから始めることにします。 

ハヤブサやトビなどが現れない街なかの川辺では、
カラス以外ではヘビが、食物連鎖の頂点に位置するのではないでしょうか。
毎日のウォーキングで往復4キロ弱のこの川辺で、
一昨年まではヘビを見かけたことはなかったのですが、
最近はよく見かけるようになりました。
注意して探すようになったこともありますが、
今年に入って成体3匹、幼体1匹の個体を確認しています。
(3体はアオダイショウですが、もう一体はシマヘビかどうか分かりません。下に写真あり)
 

ところが川べりでは、草むらはあっても、まず昆虫の姿がありません。
そのためか、カエルの声も聞けず、姿も全く見かけません。
生きるための糧であるカエルがいないヘビにとっては大問題。
そこでお目当ては鳥の卵。とりあえずはカワセミが狙われます。
両岸がコンクリートで固められた川では、
往々にしてその水抜き穴がカワセミの巣として利用されています。

次に、草むらで産卵するカモあたりが文字通りカモとして狙われます。
今年は先日ようやく、
中くらいに育った子ガモを引き連れた親ガモに出会いましたが、
子ガモは4羽しかいませんでした。(トップの写真)
大抵は10羽くらい生まれるはずなのに、カラスやヘビにやられたのかもしれません。

20110607112909(1).jpg 魚を狙うこともあるカラス

■メイン展示 ヘビとスズメの短距離レース
今回のメイン展示である下の動画では、
まさかと思うような場所、
まさに目と鼻の先の至近距離で、
大きなアオダイショウと鉢合わせしました。
なんと、歩いていく川べりの柵の上に、ながながと。
「えっ、こんなところに。どうして?」とビックリしました。
その理由はすぐに分かりました。
頭上には、黒く熟しきったサクランボがビッシリ。
路上に落ちたその実を目当てにスズメが集まっていました。
彼(彼女)は手すりに留まるスズメを待っていたのにちがいありません。 

次の写真の下から、ヘビ君登場です。
苦手な方、ここまでお付き合い、ありがとうございました。
では・・・


20110623144212(1).jpg ヘビ君登場の舞台です。


20110521150946(1).jpg 20110504131529(1).jpg
                 普段は地上を巡回しているのですが…

20110525140257(2).jpg
いざとなれば、木にも昇ります。でも、まさかこんなところに登るとは!

           20110525141933(1).jpg
           知らぬは幸いなり。(ほとんどの通行者は気づきません


           20110525141203(1).jpg
                「バランス感覚は抜群なんだから」

20110404134356(1)2.JPG 20110404134530(1).jpg
         20110213142029(1).jpg
         カワセミがよく巣づくりに使う堤防の水抜き穴

20110518143010(1).jpg 賢いヘビは先刻ご承知
        20110518143036(1).jpg
 ※この茶色い個体はなにヘビでしょうか? シマヘビに似たストライプがついていますが。
 
        20110525151131(1).jpg
               20110525151509(1).jpg
               別のアオダイショウも、水抜き穴は必ずチェック。

     
20110603143521(1).jpg
     Z旗を掲げて突き進むアオダイショウ この個体もちょっと色が違う

20110609145704(1).jpg
完熟サクランボは小鳥たちの最高の食料です。

20110620125028(1).jpg 20110620124636(1).jpg
             サクランボの果汁を吸うルリタテハ
 
     
     20110531133002(1).jpg
         サクランボはスズメも大好物。そこに密かに迫る危機。         

20110525142602(1).jpg
      20110525142734(1).jpg
    被写体から80センチの至近距離でのアップです。相手がアオダイショウだからできたこと。
                20110525142803(1).jpg
                これがアオダイショウの東京っ子。案外イケメンでしょ。

20110525150806(1).jpg
何と優美なSの字でしょう。


                                                                              動画 by sig


         
    20110525150633(2).jpg
    経験の乏しい子スズメは、危険も知らずにヘビの動きに興味津々。
    (スズメの頭の位置に、横に長く延びているのがアオダイショウ。分かりますか?)

    20110525150955(1).jpg
    東京郊外の街中では、ヘビは意外に気づかれていません。


■とぐろヘビ2態
         
20110615130615(1).jpg
これはシマヘビ? アオダイショウの成体ほどの大きさです。

                    20110621133624(2).jpg 
              これはアオダイショウだと思いますが、色がちょっとちがうような…

★最新情報 7月1日、同棲発覚
20110701145452(1).jpg
すぐ上の写真の茶色いヘビのところに、黒いヘビが連れ添っているのを発見。



■ヘビの動画をもうひとつ

                                                                               動画 by sig

去年の春。桜が散る頃、ビデオ撮影を終えての帰り、川辺でカラスの鳴き声。
下を見ると、カラスとヘビがバトルの最中でした。
普通ならヘビは逃げてしまうはずなのですが、
もしかして頭の隅にカラスのくちばしの一撃を食らっていたかもしれません。
カラスの鳴き声はどうやら相棒を呼んでいるようでしたが、孤軍奮闘のまま、
このあとあきらめて飛び去りました。ヘビはそのままそこにじっとしたままでした。
いずれにしても、ヘビがこれほど反撃するのをはじめてみました。
実は、私がヘビを注視するようになったのは、この事件からなんです。
(このヘビはアオダイショウでしょうか?)


■お口直しのサービスフォト

20110531140025b.JPG



ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】

爬虫類はいかが? (動画あり) [爬虫ハチュ倶楽部]

P1030925b-100.JPG    爬虫類はいかが?              
       ハチュ特集・第1弾 カメ、トカゲ(衝撃動画あり)

20110604140852(1).jpg

ソネフォト時代、
爬虫類を愛する人や興味のあるみなさんが立ち上げた「爬虫ハチュ倶楽部」。
テーマがテーマだけにマイナーなところがありますが、
写真の達人が揃った、知る人ぞ知る(知らない人は知らない)
ユニークな倶楽部としてソネブロに受け継がれております。

不肖私も、生誕の干支が爬虫類に関係している(巳か竜)こともあって、
ほんとは怖いのですが、嫌いではありません(微妙)。
当ブログの<時計仕掛け>とは<なんでもあり>の代名詞。
そこで今回、この春に撮り貯めた動画や写真の中から、
爬虫類だけの特集を2回連続でご覧頂くことにしました
(特集って言ったって、たいしたことはありませんが)。

今回は、発表に当たって随分躊躇したショッキングな動画も掲出します。
ということで、次の写真の下から爬虫類の写真が始まります。
まずはおとなしくカメさんあたりから。
ヘビは次回に回しますから今回は出演しませんが、、
それでもパスの方は、どうぞこのままお引取りくださいますように。
 

          20110504134817(1).jpg
            ●コサギ 涼しい顔してますが、なかなかのワルなのです。

●それではハチュの始まりです。

20091101132828(1).jpg
昔からの日本のクサガメではないかと思うのですが…
      20110428145215(1).jpg
      水ごけを食べています。

20110402141553(1).jpg 20110517125648(1).jpg
外来のミドリがメ。縁日で買われて、飼われて、大きくなったので捨てられて・・・

20110514143406(1).jpg
撮った本人も、あとで何を撮ったか分からなかったほどの擬似カラー

         20110502143747(1).jpg
         スッポンかな。首を最大限に伸ばして急ぐさまは滑稽です。
           ナガクビガメという種もあるみたいなんですが…

20110513143447(1).jpg ←これこそスッポン、ですよね。

20110519131924(1).jpg 20110519131924(2).JPG 
20センチ以上もある大ガメ。外来種に違いないが名前がわからない。この不敵な面構え。

●次はトカゲです。そろそろ抜けますか?
   
       20110608142203(1).jpg
       バラ科、キイチゴ(モミジイチゴ) ちょっとトロ味があって、
うす甘い。

20110604141443(1).jpg トカゲの幼生

      20110521153701(1).jpg
      背中が痒いのか、左手を背中に回しています。

      20110504135421(2).jpg                  
      おとなのトカゲ 尻尾が切れているのは修羅場をくぐった証拠の勲章みたいなもの。
 

         DSC00775.JPGこちらはカナヘビ
20110604110607(1).jpg
ヘビじゃないけど、どうどうたるもんでしょ。
  
                 20110604111216(1).jpg    


■メイン展示/「トカゲの幼生を襲うコサギ」


この動画を掲出することについては随分悩みました。
けれども、これも自然界の日常なのだと思うことで、公開することにしました。

コサギが小魚を獲って食べる様子は何回か見ていますが、これはショックでした。
川岸の岩の上で、逃げようとするトカゲの幼生を目ざとく見つけたコサギ。
すかさずアタック! みごとに捕まえました。
が、魚とちがって四っ足があるから、簡単には飲み込めません。
何度も水中に落としますが、絶対に取り逃がさずに捕まえる反射神経のすごさ。
泳げないトカゲにとっては、何回も水中に落ち、くちばしで締め付けられ、二重の苦痛。
最後の手段の尻尾切りも効果はありませんでした。

何の罪もない者が当然のように抹殺されるこの残酷さは、
自然の摂理とはいえ、かわいそうで悲しいものでした。
 

                                                                   動画 by sig

■お口直しのサービスフォトです。

20110518131310(1).jpg 20110518131544(1).jpg
●ツマグロヒョウモン           ●キリギリスの赤ちゃん

◎次回、ハチュ特集・第二弾の主役は ヘビ。
 衝撃的ながらもちょっとなごめる動画も見ていただきます。


ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】
爬虫ハチュ倶楽部 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。