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「この空の花 長岡花火物語」 [昭和-平成、往ったり来たり]

P1030925b-3.jpg   いよいよ花火シーズン!

    全国各地で花開く、長岡大花火。

 

      大林宣彦監督の映画「この空の花 長岡花火物語」
      全国上映館案内 http://www.konosoranohana.jp/theater.html
          「長岡まつり'12」のHP http://nagaokamatsuri.com/index.html
 

            
            P1190815b.JPG

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夏の風物詩と言えば花火。

縁側での線香花火という風情も大好きですが、ここでいうのは花火大会。

全国各地で大規模な花火大会が催されますが、

毎年8月。2日、3日と2日間にわたって

大河・信濃川で展開される、郷里「長岡大花火大会」の圧巻は

これでもかとばかりに炸裂する、尺玉による超ど級スターマインの連続と、

850メートルの川幅ほぼいっぱいに開花する正三尺玉(直径90cm)。


その圧倒的な迫力には言葉もなく胸が迫り、思わず感涙するほど。

その華麗極まりない長岡花火も、あと1か月を切りましたが、

ここでお勧めしておきたいものが、

長岡花火を背景とした映画、「この空の花 長岡花火物語」です。



●長岡花火のメインイベント① 正三尺玉 上空600mで開花、直径550m

●長岡花火のメインイベント② ニューフェニックス
平原綾香さんの「ジュピター」に合わせて展開する、3分にも及ぶ大スペクタクル

1tsubame
さん(上)とkkaneuchiさん(下)の動画をお借りしました。


 

メガホンは、抒情的な作品やふるさと映画の制作でおなじみの大林宣彦監督。

映画づくりの発端は3年前、監督が長岡花火を観覧された折に。

この花火は、戦争末期の長岡大空襲で亡くなった人たちの御霊を慰める鎮魂の気持ちとして揚げられたこと。

ある人は、矢継ぎ早に響きわたる轟音と降り注ぐ火花に、悲惨な空襲の悪夢を思い起こし、
ある人は、華麗に花開く大輪の連続に、天上の楽土を想う。
相反する二つの世界を併せ持つのが、長岡花火の極致。

また、その後の度重なる豪雪、大震災、大洪水など、数々の災害に対して

不屈の長岡魂を奮い立たせ、見事に復興を遂げてきたこと。

つまり長岡花火には、度重なる困難を克服してきた気迫がみなぎっている…。


それを聞いた大林監督は、1年前の3.11の東日本大震災を重ね合わせ、

今日的な「日本の復興」というテーマを長岡花火に託して描いてみよう、

という構想が生まれたといいます。

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1945年8月1日夜、米軍爆撃機B29126機による波状攻撃で80%が灰燼に帰した長岡市街。
 死者1,480名。現在行われている「長岡まつり」初日8/1は慰霊祭。23日が大花火大会。

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この映画のこころ……それは    

「世界中の爆弾を全て花火に替えたい。

 二度と爆弾が空から落ちてこない、平和な世の中であってほしいから・・・」

なんと美しいメッセージではないでしょうか。


映画は、戦後から現代までの時代を巧みに交差させた、
大林監督独特の才気と映画美学がフルに発散されたもので、

温厚な大林監督のもと、
エキストラに、スタッフにと、たくさんの長岡市民の情熱が結集。

郷土愛とこれからの日本への願いがいっぱい詰め込まれた作品です。


これからの上映劇場については、ぜひ下記HPで詳細をご覧ください。


■映画「この空の花」公式HP     http://www.konosoranohana.jp/
 全国の上映館案内    http://www.konosoranohana.jp/theater.html
 
 

■ロケなびHP                        http://www.locanavi.jp/

■この空の花-「長岡映画」製作委員会 http://www.locanavi.jp/konosora/


監 督/大林宣彦

脚 本/長谷川孝治 大林宣彦

主体曲/久石譲

主題歌「それは遠い夏」作詞・作曲/伊勢正三


主な出演者

松雪泰子 高嶋政宏 原田夏希 猪俣南(新人) 寺島咲 筧利夫 森田直幸 

池内万作 笹野高史 石川浩司 大塚弘 油井昌由樹 片岡鶴太郎 藤村志保 

尾美としのり 草刈正雄 柄本明 冨司純子

長岡市出身の女優、星野智子さんも加わっております


★今年2012年の長岡大花火はこうでした。
  http://fcmfcm.blog.so-net.ne.jp/2012-08-06
 

★長岡を舞台にした映画の過去記事もどうぞ

  東映映画「故郷は緑なりき」(1961
 
監督/村山新治 主演/佐久間良子 水木譲 三国連太郎

  http://fcm.blog.so-net.ne.jp/2008-09-18

★私の記憶の原点である長岡大空襲の記事は
  http://fcm.blog.so-net.ne.jp/2008-02-05

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名画座は昭和の香り 銀座「シネパトス」 [昭和-平成、往ったり来たり]

P1030925b-3.jpg  昭和-平成 往ったり来たり

       名画座は昭和の香り~銀座「シネパトス」


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        ●中央右寄りに銀座4丁目の「和光」。「シネパトス」は手前左。


銀座のど真ん中。

「和光(服部時計店)」から築地に向かってわずか150メートルほど。

建設中の新しい歌舞伎座の手前、三原橋と呼ばれる一角。

その地下に、今なおこんなに濃い昭和の空気が……。


S30年代 銀座.JPG P1190591.JPG
 

●地下鉄銀座駅 左・昭和30年代 右・今年5月


昭和通り 昭和初期.JPG●三原橋近くの昭和通り(昭和初期)

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●ここまで工事が進んだ歌舞伎座です。

 
高層ビルの前面に、以前の歌舞伎座の面影を再現。設計は隈研吾氏。


そこは「三原橋地下商店街」。

階段を降りる前からすでに昭和へのタイムスリップの予感。

降りた取っ付きにあるのが「シネパトス」です。

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●表は「びっくり寿司」。「シネパトス」の入り口は裏にあります。

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●「シネパトス1、2、3」「三原橋地下商店街」への入り口


以前は「銀座地球座」と「銀座名画座」という名の映画館。

大劇場でロードショーを終えた作品の二番館として、

リーズナブルな料金で内外の名作を楽しめたので、

時々は気に入った作品を観に出かけたものでした。
今は「シネパトス1・2・3」の3つのシアター。
シネマコンプレックスと形式は変わっても、名画座は名画座。
ここには昭和の空気が今でもそのまま色濃く残っています。


パトスはロゴスの対意語で、情感、激情、苦悩など、

快楽や時によっては苦痛を伴う情感を指す言葉だそうで、

「シネパトス」からはどことなく、文学的、芸術的な香りが漂っています。

その名の通り、アート系の作品や新作のロードショーをやっているかと思うと

娯楽に徹したB級作品からドキュメンタリーまで。

また、館主の個性で企画されるレイトショーでは、普段はなかなか観られない思い切った番組が組まれているようです。


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       ●「シネパトス」入り口


★動画は、静止画にAdbePremierElementsが勝手に音楽と動きを付けたお遊びです。by sig


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●「シネパトス」の上映案内


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●映画館としての位置づけはロードショー劇場


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●内外の話題作を名画座形式で上映する特別企画も大人気


「シネパトス」から奥は、チリ一つないきれいな通路。

その両側が、昭和ムードそのものの「三原橋地下商店街」。

「シネパトス」のチケットの半券提示で、それぞれサービスが用意されているというあたり、昭和スピリットそのもの。

暖かい人情がうれしい一角です。

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●ゴミ一つ落ちていない三原橋地下商店街メイン通路



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                    ●これぞ昭和、という感じが、懐かしうれし。



■1950~70年代、懐かしの女優陣
 (「シネパトス」の上映とは関係ありません)


●惜しくも謎の水死を遂げたナタリー・ウッド
ナタリー・ウッド.JPG

 代表作「理由なき反抗」(1955)、「草原の輝き」「ウェストサイド物語」(1961
     「グレート・レース」(1965

●かわいい役だけではなかったカトリーヌ・ドヌーヴ
カトリーヌ・ドヌーヴ.JPG
ロマン・
ポランスキー監督の異色作「反撥」(1965)は凄惨。今なお美貌のまま現役。

  代表作「シェルブールの雨傘」(1964)、「昼顔」(1967
    「哀しみのトリスターナ」(1970)、「リスボン特急」(1972

  ●文芸作品には欠かせないクラウディア・カルディナ―レ
   クラウディア・カルディナ―レ.JPG

  代表作「刑事」(1959)、「若者のすべて」(1960
     「山猫」「ブーベの恋人」(1963)、「ピンクの豹」(1964

  ●ジャン・リュック・ゴダール監督お抱え?のアンナ・カリーナ
   アンナ・カリーナ.JPG

  代表作「女は女である」(1961)、「女と男のいる舗道」(1962
     「ピエロ・ル・フ(気狂いピエロ)」(1965
          「メイド・イン・USA」(1966

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目に青葉、山……、初……。 [昭和-平成、往ったり来たり]

P1030925b-3.jpg     昭和-平成、往ったり来たり

     目に青葉、山……、初……。

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         「山」ホトトギスに対して、「海」の初ガツオと続けた名句。
        私は「山」に対して「川」で対応させました。 

       目に青葉、山にウグイス、初ウグイ 

                             連休ボケのおそまつでした。(^o^)


新緑の里山。

ホトトギスはもとより、

ウグイスは<声はすれども姿は見えず>で写真撮影はムリ。
鳴き声は、下の動画の音声で聴いてください。


目をそのまま春の小川に移すと、

産卵を迎えた、ウグイが群れていました。


★Movie by sig

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ウグイはコイ科の淡水魚で体長30センチほど。

春から夏にかけての産卵期には、

雌雄ともに体の横に赤い婚姻色が現れます。

雌がたくさんの雄を従えて泳ぐ姿は、コイと同じ。

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●コイの産卵①

 
20110426141519(1).jpg          
●コイの産卵②
 


ウグイは昔、コイ同様食用にしていたようですが、
最近はアユやマス、ヤマメやイワナなどとひと味違う川の味として、
名物になっているところもあるようです。

けれども私の周囲では、ウグイを獲って食べる人はいないようです。

釣りをしたら引きが強そうで、おもしろそうですが、
街の中では、ちょっと、ね。


清流に見えるこの川は、街の中を流れています。
昭和の終わりころまでは、生活排水がそのまま流れ込んでいました。
その後、下水道整備のおかげで10年かけてきれいになりました。
インフラのおかげですが、
川の美化に対するみんなの意識とマナーの高まりも
そのあと押しをした、と思いたいですね。
各地にこういう川が多いのではないでしょうか。

ゴイ 19920923.jpg
●いつも淀んでいた川。1990年の様子。
 鳥の姿などめったになかったものでした。


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GW、天気にしておくれ (^_-)-☆ [昭和-平成、往ったり来たり]

P1030925b-3.jpg 昭和-平成 往ったり来たり

     GW、天気にしておくれ(^_-)-

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照る照る坊主、照る坊主~。

あ~した天気にしておくれ~。

いつかの夕べの空のよに~、

晴れたらキタロの下駄上げよ~。

(あ、下駄を上げても、照る照る坊主には足がないのか。

 ということは、照る坊主も妖怪の仲間?)


うまくいけば9連休もの大型連休。

お天気になるといいですね。
雨に濡れている鬼太郎たちが、照る照る坊主のように見えました。


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●背景がバッチリきまってるでしょ。

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                                   ●ねずみ男のこのアングルは、ちょっとレア。
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             写真は 2012.4.26 東京・調布市布田天神通りにて


1960年代、高度経済成長期前夜における会社の休日は

休日は週1で、月におよそ5日。年間休日は、盆暮れの長期休暇を含めて70日程度。

週休2日制以後の会社の年間休日は130日ほどとなり、ほぼ昔の2倍に。

つまり今の社会は、昔の半分の時間で、同じように回っている。

じゃ、昔のあの状態は何だったのか…と思わなくもない。
ま、そういうプロセスを経て、ようやく"いま"があるんでしょうね。


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●皇居前広場の昼休み風景 1964 毎日新聞社「昭和史全記録」より 


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●皇居お堀端風景(丸の内)1967 毎日新聞社「昭和史全記録」より


1966年の国民所得は年間28万円

経済企画庁発表による1966年の国民総生産(GNP)は349363億円で、前年比14.8%増。
物価上昇分を除いた実質成長率は9.7%で、世界4位のフランスに追いついた。

けれども国民一人当たりの所得は284417円で、前年比13.5%増とはいうものの、
世界ランクでは40年前と変わらずペネズエラに次いで22位。

経済力は世界のトップレベルに到達したが、国民の生活は豊かとは言えなかった。


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タテもいいけど、ヨコもいい--東京駅復元工事 [昭和-平成、往ったり来たり]

P1030925b-3.jpg    昭和-平成 往ったり来たり

         タテもいいけど、ヨコもいい。

            東京駅丸の内駅舎保存・復元工事


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4/20の東京駅丸の内側。覆いは取り払われたが、現場はまだ工事中


 

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待ちに待った「東京スカイツリー」の開業も、いよいよ秒読み。

みんなの期待感も日増しに高揚していますが、

その陰で地道に進んでいるのが「東京駅丸の内駅舎」の保存・復元工事。


新名所として、上へ上へと伸び続けたスカイツリーと違って、

東京駅はもとのままの場所で、

横に延びもしなければ、新しく生まれ変わる訳でもない。

むしろ、東京駅が初めて生まれたころの姿に復元しようというのがねらい。

だからどうしても地味な印象になるのでしょうが、

昭和人種としては、いままでずっと慣れ親しんできたこともあって、

今となってはスカイツリーよりも東京駅の工事の行方が気になります。


4月早々の新聞で、工事の覆いが取り払われて

外観がみられるようになったと書いてあったので、

東京へ出る用のついでに、東京駅の工事の様子を眺めに行きました。

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       ●これらの画面だけ見ると、完成後の様子のよう


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       ●時計は工事の最終段階ではめ込まれるらしい

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       ●復元された創建当時の屋根


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1914年創建当時の東京駅、丸の内側


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       ●丸の内側。南北に「グラントーキョーサウスタワー」(右)
        「グラントーキョーノースタワー」(左)を従えた東京駅


今年6月には一部の駅機能が動きだし、
10
月には、トラベルサービスセンター、ギャラリー、ホテルが開業予定。

LEDによる夜間のライトアップも始まるらしい。

東京スカイツリーの次は、きれいになった東京駅へ。

期待して待ちましょう。


■「時計仕掛けの昭和館」の東京駅関連記事

◎4年前の新聞記事。その後が気にかかる。
   http://fcmfcm.blog.so-net.ne.jp/2011-09-03


 
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●中央郵便局のビルが以前のデザインを残してくれたのはうれしい

                    1914年頃 画面左・東京中央郵便局

                         画面右・丸ビル 画面下・東京駅

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P1170576.JPG●現在の丸ビル。
             これもビルの下部に以前のイメージが残されている



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コインくん。君もがんばっているんだね。 [昭和-平成、往ったり来たり]

P1030925b-3.jpg 昭和-平成 往ったり来たり 22
       
コインくん。君もがんばっているんだね。
       今も健在。昭和生まれの硬貨。

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●時節柄、近所の山桜の景観を。 乞うWクリック

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書類に年度を記入するとき、元号で書くか、西暦か。

今年は何年?と考えて、2012年はすぐに書けるが、

平成は「さて何年だったかな」と一瞬考える。

平成24年ということを新聞の日付で確かめて、

改めて「もうそんなに経ったのか」と思う。
思えば平成元年(1989)あたりから、日本の経済はおかしくなったのだ。
もう20年以上も続く不況が、当たり前の社会現象となっている。

とにかく10進法でない元号は、いつまで経ってもなじめない。

西暦の方が分かりやすいというのは、戦後生まれからではないだろうか。


500
円玉貯金をしている。
買い物のお釣りに500円玉が来ると、それを貯金箱に入れる。

割に効果的な節約ができる(と思っている)。

たまたま500円玉でお釣りをもらったので、財布に入れた。

帰って貯金箱に入れる時、ふと年号が目に入った。

平成十年。

「じゃ、他の硬貨はどうだろう」と、

10数枚あった小銭をみんな裏返してみた。

多くは平成だったが、昭和の年号がかなりあった。

昭和55年の100円玉が2枚。

他は、昭和46年、52年、59年の10円玉。

一番古いのは昭和43年の100円玉。それが2枚もあった。

西暦で言うと1968年だから、34年も経過している。

「おお。昭和に生まれた硬貨が、現役でまだこんなに活躍している」


それはかなり意外だった。

同時に、なにかうれしくなった。

50円玉、5円玉、1円玉を調べれば、

意外に昭和生まれがまだたくさんがんばっているのかもしれない。


「金は天下の回りもの」という。

この昭和43年の100円硬貨は、昔、自分が支払ったものだとしたら……。

それが巡り巡ってまた自分の手元に戻ってきた。

そんな風に考えると、「君も随分がんばったね」と

ねぎらいの言葉をかけて上げたくなった。

毒にも薬にもならない他愛のない話ですね。

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●擦り減った昭和生まれの10円銅貨は、ゴミと緑青にまみれて、
 ブラシで洗ってもこれ以上きれいにならない。


1968年(昭和43年)の出来事

1月。米原子力空母エンタープライズ横須賀寄港。寄港阻止を巡り学生運動高まる
2月。ベトナム解放戦線、サイゴンを猛攻

216日。東京に17年ぶりの大雪

220日。金嬉老、2人を射殺し寸又峡温泉に籠城

3月。カドミウム汚染発表。各地で電算機学校ブーム

4月。カー、カラーTV、クーラーの3C時代到来

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 4
12日、霞が関ビル竣工で超高層ビル時代到来

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5月~ 日大闘争

516日。十勝沖地震、M7.8

6月~ 東大闘争
大学闘争はこの後1967年には、京大、広大へと拡大していく

626日。小笠原諸島、23年ぶりに日本に復帰

61日、初の冷房車両、京王線で運行開始

7月より郵便番号制度実施。ポケベル登場

83日。ソ連軍プラハ侵入
9月。水俣病、公害病に認定

101日。国鉄、東京大阪の主要駅で100円以下の切符販売に自動販売機設置

1010日。明治百年記念大銀座祭開幕

1017日。川端康成、ノーベル賞受賞
1021日。国際反戦デーで新宿騒乱

・大型スーパー、デパートと拮抗

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1210日。東京府中市で三億円事件発生


●写真は毎日新聞社「昭和史全記録」より
※私自身の1968年は、転職を考えることになる転換期だった。



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