「はんぶんこ」じゃなくて、みんなあげる! [日々雑感、あんなこんな]
日々雑感 あんなこんな
「はんぶんこ」じゃなくて、みんなあげる!
●カワセミの給餌 右が餌を運んできたオス
左の雌が飲み込みやすいように、魚の頭を先にして差し出す
カワセミの繁殖シーズン。
雄カワセミが、大きな餌を獲ってきました。
待ちかねていた雌カワセミにプレゼント。
求愛給餌というのだそうです。
え、半分こじゃないの? みんな上げるの?
自分だっておなかが空いてるだろうに、
餌だって簡単に獲れた訳じゃないだろうに。
わが身を細らせてメスに尽くす雄カワセミ。(実際、雄はスリム)
誰に教わった訳でもなく、それを当然のこととして疑わない<献身>。
それをしっかりと受け止めて、子育て準備の雌カワセミ。
役割分担は、<はんぶんこ>。
●獲物はどこだ~ 魚を探すオス
●待っているメス 魚とり 今日はどこまで いったやら
●やったーッ! つかまえたー
●雄(左)カオルちゃん、遅くなってごめんね。(右がメス)
※下のくちばしが赤いのがメス。オスは黒。
●雄(右)こんなものしか獲れなかったんだけど……
雌(左)あら、一応謙遜するのね。どれどれ。
●雌 まあ、重いこと! あなたでかしたわね、合格よ。
雄 やったー! そうくると思った!
●ウキウキと飛び回る雄(右)
ほんとは並んで留まってたいんだけど、
同じ枝だと弾んで食べにくいだろうから、ちょっと場所替えるからね。
(と、手前の枝に移る)
●雌(右)あなたったら、ほんとに気が利くんだから。
雄 いえ、それほどでも。そつがないんです。
●雄 さあ、どんどん行って。イッキ、イッキ・・・
雌のおなかはパンパン。雄はガリガリで、ちょっとかわいそう。
さくら吹雪を 動画でどうぞ [日々雑感、あんなこんな]
さくら吹雪を動画でどうぞ
さくらシーズンの終りになごりを込めて、前回ブログの続きのようなものです。
動画はハイビジョン。画面右下で720p以上を選んでFull Screenモードでご覧いただけるとうれしいです。なお、写真はダブルクリックで大きくご覧いただけます。
●「桜吹雪」 by sig
●川面までさくら色に染まって・・・
●花いかだ
●芽生え
ところで・・・
この写真のどちらか、kazzさんじゃないですか?
サクラ吹雪に包まれて [日々雑感、あんなこんな]
日々雑感 あんなこんな
サクラ吹雪に包まれて
★この写真はShin.Shionさん提唱の「My Favorite Photo 2010」への参加写真です。
●写真はみんなWクリックで大きく見られますが、この写真はぜひ大画面で見てほしいなあ。
次回は、この画面のハイビジョン動画を掲載いたします。
東日本大震災から1ヶ月。
被災地にとって、待ちに待った今年の桜は特別のものでしょう。
今年の桜は、気のせいか、
例年よりも長く咲いていてくれた気がしませんか。
●花の終りは淋しくて・・・
●そよ風といっしょにやさしく降りかかるサクラの花びら
●カワセミ君にはほぼ毎回会っていますが、なついてはくれませんね。
●川の中を流れるサクラのMilkey Way
「流れる」 (さくら散る) by sig
(上記の動画は本来ワイドなのですが、なぜか四角いスタンダード画面になってしまいました)
●しだれザクラの見ごろはまだ続く
●木々には新芽が
サクラと交代に花開くのは梨の花。
多摩川梨の特産地、東京都稲城市は今、梨の花ざかり。
キャストが揃った「春の小川」 [昭和-平成、往ったり来たり]
昭和-平成 往ったり来たり
キャストが揃った「春の小川」
●4月はさくらと入学式から始まります。
★ここからはゆっくりと、注意しながらスクロールしてください。
●ムラサキハナナ
桜、満開になりました。
川岸には花が咲き、小鳥たちが集まっています、
川の中ではコイやカモたちが、主役はお任せ、と主張しています。
中には悪役と見られやすい顔ぶれも。(要注意)
キャストが揃った春の小川。
演じられるのは春の賛歌を歌いあげる軽快なオペレッタか。
水と人との関わりを描いたフォト・ポエムか。
自然の摂理をテーマにしたシリアスなドキュメンタリーか。
さあ。春の小川をステージにしたドラマの開幕です。
●コイのこどもも育っています。
●河原に集うおなじみさんたち
●カワセミの巣づくりが始まったようです。堤の水抜き穴とは考えたものです。
●河原の小鳥を狙って、突如ノスリ登場。獲物を空高く追いかけていきました。
●彼らはどうやら外国からやってきたようです。
カワセミやコサギの餌になる小魚がいなくなりました。
●この子に出会えたのはラッキー! この子もみんなの仲間なのです。
(ということで、あえて「続きを読む」扱いをしませんでした)
カエルが全然いないから、野ねずみやカルガモの卵をいただきます。
●外ネコちゃんはまったりと、見て見ない振り。
●ここに流れているのは、普通の時間。普通の空気。
何事もない、日常。
春休みの子供たちにとって、春の小川はきっと楽しい思い出となるでしょう。
●写真はすべて東京都稲城市にて(撮影4/1~4/7)
東京ったって、ビルだけじゃないよ。山奥にはイノシシだっているんだから。
●たった1週間でこれだけの素材が撮れました。実はすべてハイビジョンビデオからのコマ抜き写真です。
いつか時間を見つけてビデオにまとめてみようと思います。
●「春の小川」の作曲にまつわるお話は、kurakichiさんのブログをどうぞ。
何を想うか、歌舞伎町。 [昭和-平成、往ったり来たり]
何を想うか、歌舞伎町。
●男は女に、ではなく、金にかしずくのである。
●靖国通り
●歌舞伎町入り口
歌舞伎町は怖い町だった。
その成り立ちは終戦直後に端を発し、その頃から盛り場として成長した。
盛り場はいかがわしさを身上として、
歌舞伎町にはありとあらゆる風俗営業の店が軒を並べた。
料金は不確かで、安心して遊べない時代もあったと聞く。
酒に縁の無い自分が歌舞伎町を徘徊したのは、映画が目的だった。
歌舞伎町広場を囲んで、ミラノ座、グランドオデオン、
新宿アカデミー、新宿プラザ劇場・・・。
洋画のロードショーはどこでも列を成し、いつも賑わっていた。
地下のシアター・アプルでステージは何度か見たが、
その上のコマ劇場はなぜか入ったことが無い。
そうこうしているうちに閉鎖されてしまったが、
2年以上経ってもまだそのままの外観をさらしている。
時代が悪いと言えばそれまでだが、
昔の賑わいは過去のものとなってしまったのだろうか。
何十年も掛けて、この頃はようやく治安が行き届き、
歌舞伎町は、念願の明るい歓楽街として大きく転換した。
反対に歌舞伎町特有の怪しさ、危うさという魅力が消滅した。
今、歌舞伎町の平日昼の人影は淋しい限りだ。
酒に縁の無い自分は、今の歌舞伎町の方が好きだ。
しかし少数派に好かれたところで、町の興隆はない。
どっちにしても、淋しい盛り場は、かなりわびしい。
●新宿といえばこの唄、この人。まずはじっくりと聞いてやって おくんなせえ。
(歌舞伎町というもんで、つい 歌舞伎調になっちゃいやした。)
●閉館しているコマ劇場
●下/コマ劇場前広場
●コマ劇場裏
●「明るい町」の治安を守る交番とおまわりさん
●歌舞伎町の街は三層構造。
表通りは買い物向きの昼の顔。
裏通りは仕事帰りの夜の顔。
一番奥は深夜から朝までの顔である。